バームクーヘン
散歩した帰り道にバウム尾山台というお店に目が向いた。
バームクーヘンはリング状のものをまるかじりするほど好きなのでまさに天啓と思い店に入った
シックでオシャンティーな内装にうら若き乙女と体躯のしっかりとした女性が厨房に立っていた。
あらかじめプレーンのカットを買うと決めていたのと、乙女の手慣れた手捌きもあり、購入は一切がスムーズに行われた。
家に帰りストロングで下品な酒を開け、いよいよと、バームクーヘンの封を切ると、恐らくバターが多いのだろうか、その香りが鼻腔をくすぐった。
香りとは一変して、味はそこまで濃くはなく、飽きずに最後まで楽しめた。
つまり、今度はリング状のものを買い品性など捨ててまるかじりするのが絶品。
牛乳も共に並べたらしたら絶対うまい。
ちなみにストロングで下品な酒はやっぱり味が下品だった
ただこれの良いところは、酒が強い私に取っては手軽に酔えるというところ。
味は二の次、アルコールに脳みそが侵されほんわりとした気分になれるのが正に幸甚。
洗いざらいがどうでもよくなるのが酒の良いところ。
比古清十郎のように暮らしてえ一心だ。